企業の体質改善への戸惑い

忘新年会シーズンですが、流行のパワハラやらが問題視され、自由参加型で上司へのお酌禁止などが制限された忘年会が多くなっているようです。各人の自由をどこまで尊重するべきなのか?昨今、企業では、戸惑いが多いようです。女性社員の制服も廃止、靴もハイヒールなどの制限は撤廃。社則の見直しを迫られている企業が多いようです。自由や多様性に関しては何でも外国と比較しがちですが、日本人の守るべき文化もあると思います。先日、ある記事に訪問営業は無駄ではないか。営業マンが訪問しない場合と商談成約率に差がない。しかし、「営業担当者には、直接会社へ来てもらいたい。顔を見ない商談には、誠意を感じない」と思う人が七割。訪問してほしくない人が三割。やはり、まだ、対面を重視する考えが根強いものの結果としては、訪問営業の成約率アップにはつながっていないようです。これからは営業マンが、力量を発揮する場面も変わってくるのでしょう。
企業からの私共への調査依頼内容も変わってきました。採用前の雇用調査と役職登用前の調査は減少気味ですが、取引相手企業の信用調査は増加しています。営業マンの会社訪問による交流が少なくなる分、不安要素が増えるのでしょうか。

探偵調査業界も変わるべきです。働き方改革について真剣に取り組むべきだと思います。年中無休。24時間対応。などと銘打った営業には、必ず無理があります。コンビニエンスストアも休日を設ける時代です。弊社でもこの度、年末年始の期間中は休業とさせていただくことになりました。探偵調査業界も、より健全な業種として発展することを目指すべきではないでしょうか。