「1株食べると1日長生きする」と言われ、沖縄では昔から食べられている「長命草」(和名ボタンボウフウ)。古くより喘息、肝臓病、高血圧、動脈硬化などに効くと言われていたそうですが、栄養学的にも体の酸化を防ぐ成分カロチン、ビタミンC・Eや食物繊維、ポリフェノールなどを含んでいる事が確認されているそうです。沖縄県与那国島では海岸などに多く自生している長命草を使って、島おこしをする動きがあります。長命草がドリンクやサプリメントとして発売されるようになり、大手の化粧品会社と契約して、長命草を栽培している農家もあるそうです。長命草そばやお茶などの加工食品も開発されているそうですから、これからさらに色々な可能性のある野菜ですね。