今年も童謡「じんじん」でお馴染みの、ホタルが見られる時期になりました。
ホタルの事を方言の幼児語で「じんじん」と言い、大人は「じんじなー」と呼ぶそうです。
那覇市内の末吉公園では、点滅しながら飛ぶ体長5ミリのクロイワボタルと光を維持しながら飛ぶ体長7ミリのオキナワスジボタルなどが確認できます。
ホタルは光ることで、仲間同士あいさつを交わす。またオスがメスを誘ったり、種類ごとに独特の光シグナルとにおいを発して交信する。高いコミュニケーション能力があるようです。
ホタルの見頃は夜7時半頃から8時過ぎ。
公園の暗闇の中、カエルや虫たちの賑やかな鳴き声とゆっくり舞い踊るように幻想的な光を放つホタルたち。
夏の夜に虫たちが「宴」をひらいているかのようです。
皆様も機会がありましたら、自然が織りなす「宴」を鑑賞してみてはいかがでしょうか。