最近、歩きながら平気でゴミを捨てる小中学生を見かけます。それも小さな物ではありません。駄菓子の空き箱や菓子パンの袋を平気で歩道に捨てて行くのです。先日も目の当たりにし、ここは本当に日本なのか?美ら島沖縄なのか?と驚きました。そして、児童を呼び止めて注意すると「ハーイ」と気の抜けた返事でしたが、悪ぶった不良ではなく普通の生徒に見えました。これが、今の義務教育の成果なのでしょうか?近くにも小中学校がありますが、通学路の清掃、運動場の草取り、石拾い、など全校生徒が一緒になって作業した昔の光景は見られません。児童期から奉仕活動をもっと多く取り入れた教育が必要ではないでしょうか。学校教育の問題として「生徒間のいじめ」「教師による体罰」「生徒による教師への挑発」等が、大きく報じられていますが、こんな小さな根底から見直すべきではないでしょうか。「ゴミは捨てずに拾う事。」見えない相手への思いやりの精神こそ一番大事な教育のはずです。折しもサッカーのワールドカップで日本人サポーターのゴミ拾いが世界的な話題になりました。過去に修学旅行生による新幹線車両内清掃も美談として、大きく取り上げられました。日本人として大変誇らしく思います。そして、こんな素晴らしい方々の活躍を願ってやみません。