真剣勝負の試合中に「ガムをくちゃくちゃ噛む野球選手」こんな人を「侍ジャパン」と呼べるのか。プロならば、常に気を抜かず歯を食いしばり集中するそんな必死な姿を見せるべきです。日米オールスター野球対戦を見てとても残念に思います。外国から伝わったスポーツだから外国人の真似をするのか、グラウンドに平気でつばも吐く。野球やサッカーでは、こんなブザマな光景をよく見掛けます。ガムを噛む事で良い作用もあるなどの言い訳も聞きますが、そんな人物には染髪やヒゲなど他にも自己顕示の特徴があります。目立つ為には、格好ではなく必死で技を極める事です。日本のマスコミ関係者には、もっとひどい人種が多い様です。沖縄のローカル局でさえ撮影なのか、時々街角で「奇妙な容姿」をしたカメラやマイクを持った集団を見掛けます。逆さ言葉や隠語を遣いはしゃぐ姿は大変見苦しい光景です。報道関係者が、このような有様ですから日本人の美しい所作など正しく伝わるはずがありません。
11月3日文化の日には恒例の「全日本剣道選手権大会」と「講道館杯全日本柔道選手権大会」が開催されました。剣道や柔道など日本の武道では考えられない行動です。見取り稽古の時でさえガムなど噛みません。日本人なら美しい所作を見せてもらいたいものです。礼儀作法の良し悪しによる評価は世界中だれでも同じはずです。
昨日、米国大リーグのア・リーグ最優秀新人(新人王)にエンゼルスの大谷翔平選手(24)が選ばれました。
大谷選手は、二刀流としての成績はもちろん素晴らしかったのですが、日本人の美しい所作と人柄が評価され世界中の人々から愛されました。日本人として、松井秀喜氏、田中将大選手たちに続く本当の「侍」になったと誇らしく思います。