沖縄県は、1972年5月15日に日本に復帰しました。
琉球国という主権を持っていた国が、薩摩の国に侵攻され従属させられた後、「琉球処分」によって完全に日本に組み込まれる。そして、その後は、戦争によって、多くの親兄弟や仲間を亡くした。敗戦後は、沖縄だけがアメリカの統治下に置かれ、主権もない扱いを永年受けた大変悲しい歴史があります。残念なことに復帰後46年が経った今でも沖縄の高齢者や負の歴史だけを引き継ぐ若者の中には、「感情による差別の壁」が存在するようです。逆に最近では、この「壁」を大きくしようと琉球独立論を目論む団体や県外からの左翼思想家が大勢押しかけて来て、沖縄は混乱しています。
5月12日那覇市中心部を左翼思想家によるデモ行進が行われていました。右翼の街宣車が後に続き、お互いの主張を拡声器でやかましくぶつけ合っていました。そして、二つの集団を警察車両が取り囲み、上空からはヘリコプターが監視しながらゆっくりと移動していました。この警備費用はいくら掛かったのでしょうか?迷惑なデモ行進を簡単に許可しない為に条例や法律の改正が必要ではないかと思いました。「憲法による集会の自由」を尊重し過ぎる事より、集会場所や時間を厳しく制限して「迷惑行為をさせない事」を優先して対応して頂きたいと思います。