公務員の不祥事が多発

飲酒運転や児童買春・盗撮事件など公務員による不祥事が連日報道されています。

特に鹿児島県では、4月からこの一カ月半の間に3人もの現職警察官が逮捕されています。

警察学校を卒業し「正義感や倫理観そして服務規律意識」を十分身につけて配属されているはずの警察官が何としたことでしょう。

なぜ、定年まで誇りを持って警察官として働けなかったのでしょうか?

警察官の平均生涯年収は、とても高額です。高卒者でも60歳定年で約3.1億円だそうです。

(参考:自衛官の平均生涯年収54歳定年は2.3億円。民間企業モデル60歳定年2.2億円。沖縄県庁職員60歳定年2.6億円。)

これほど安定した収入が約束されているにも関わらず犯罪者になったり、中途退職者が多いのは、組織として採用時の見極めや何らかの問題を抱えているのでしょう。

探偵業者の中にも元警察官や元自衛官の方がいらっしゃいますが、現職の公務員は社会的信用を汚さないようにしていただきたいものです。

世間では、いまだに定年退官された方々は、信用される人物として、媒酌人や会社顧問などで重宝され活躍しているのです。

最近では、公務員になろうとする若者の意識が変わってきているようです。

驚くことに沖縄県職員の内定辞退者が増えているそうです。

せっかく沖縄県職員の採用試験に合格したのに2023年度は28%もの辞退者がいたらしいのです。

地方公務員の中でも沖縄県庁職員は、あこがれの職業だったはずです。

辞退の理由は、業務量が多いと感じているのではないか?との分析らしいです。

昨年から沖縄県幹部職員の退職者が急増しているとの報道もありましたので現県政の方針による影響も大きいと思われます。

沖縄県の発展のためには、優秀な人材が集まってほしいですね。

そして、立派な公務員として信念を持って、定年まで働き続けてもらいたいと思います。