最近、沖縄では道路のセンターラインや標識表示が、劣化して見えないところが多くなっています。
観光立県沖縄のはずが、県内の観光名所近辺の道路標識さえ整備が不十分で観光客への「おもてなし」が出来ていないように見えます。
先日、調査で古宇利島に行って来ました。夜、調査を終えての帰路、屋我地島でうーじ畑の農道へ迷い込んでしまいました。
原因は、ナビなど使わない地元県民としての慢心はありましたが、途中の「文字のはがれた標識」と「道路上の消えた白線表示」による迷走でした。
古宇利島は、2005年に名護市の屋我地島と今帰仁村の古宇利島を結ぶ古宇利大橋が完成してから観光名所になっています。
2㎞ほどの橋には歩道もあり、きれいな海を360°見渡しながら歩いて渡る観光客がとても多いところです。
ほとんどの観光客は、ナビを使い往来できているのでしょうが、管理者には、早急に標識と道路の白線の改修をしていただきたいと思います。
よく、県外の人(特にバイク乗り)から「沖縄の道路は白いのでスリップしそう。」と言われます。
確かに沖縄の道路(アスファルト)は、珊瑚礁石灰岩が混ざったものが使われており滑りやすく白っぽくなっています。
そのため、白線のコントラストが弱く経年劣化も早いのでしょう。
しかし、センターラインの消失は重大事故に繋がります。ハッキリした車線の区分けをして、安全な道路整備をしてもらいたいものですね。
補足:沖縄自動車道57.3㎞のアスファルトは、滑らないように「県外の砂利」が使われているようです。