探偵業界で歴史のある唯一の全国組織(一社)日本調査業協会が開催する「令和4年度第2回実務教育研修会」が、令和4年10月19日に行われます。
(一社)日本調査業協会では、公益事業として、正会員のみならず非会員の探偵業者の方々にも参加できる教育研修会を定期的に開催していますので、ぜひ、この機会に参加してみてはいかがでしょうか。
2007年6月1日に探偵業法(探偵業の業務の適正化に関する法律)が施行され、今日で丸15年が経過しました。
探偵業法第11条において「探偵業者は、その使用人その他従業員に対し、探偵業務を適正に実施させるために、必要な教育を行わなければならない。」と定められていますが、探偵業者自身さえ同法律での適正な探偵業務の解釈に自信がなく、従業員にどのように教育したらよいのか戸惑いがある方も多いと思います。
あかり事務所は、平成8年(1996年)に創業しました。そして、探偵業務全般をもっと広い視野で見つめ直す必要があると考え平成13年に(一社)日本調査業協会に入会しました。
現在、当社は、(一社)日本調査業協会の正会員(第1491号)として21年目を迎えています。
この間、探偵業務に関連するいくつかの法律の施行(改正)がありましたが、「個人情報保護法」「探偵業法」「特定商取引法」については、当協会から特に熱心な勉強会が各地で開催され、会員の知識と技術の向上につながり、とても有意義なものとなりました。
「探偵業法」施行前には、現法務大臣葉梨康弘氏を招いた勉強会が行われました。
葉梨康弘氏からは「自身が、議員立法により成立した同法律の法案作成者である事。そして3年間掛けて自民党部会ワーキングチームの事務局長として携わり成立までの道筋と今後の探偵業への期待。」などの解説がありました。
そんな探偵業法も施行され15年が経ちましたが、何も改正されず未だに届出制のままです。
そのため、今でも探偵業は簡単な手続きで誰でも開業できます。
そのことが原因して素人探偵業者が常に多数誕生し、いつまで経っても低次元の問題が繰り返され、探偵業界内の浄化が追いつかず業界発展の大きな足かせになっています。
探偵業者の全国組織は、(一社)日本調査業協会しかありません。
探偵業に新規参入される方、また、すでに開業している非会員の探偵業者の方は、歴史と実績のある有意義な当協会活動にぜひ参加してください。