新学期が始まり、入学式たけなわ。心が弾む季節になりました。
子供たちの明るい未来にいじめや不合理な差別が生じないよう見守りたいものです。
今夏、島崎藤村の小説「破戒」が、映画化されるようです。
被差別部落での出自を恨み苦悩する青年が、最後は父親からの戒めを破りカミングアウトする。
そんな差別に対する悲しみと社会へのいきどおりを描いた有名な小説です。
学生時代に読まれた方も多いのではないでしょうか。
生まれた地域や国籍での人権差別問題は、昨今のジェンダーに対する差別問題のような選択権の問題ではありません。
自分で何も選べない出生時から一生受け続けるとてもひどい差別です。
ぜひ、この映画を若い人たちにも見てほしいと思います。
そして、正面からこの不合理な差別問題を見つめ直してもらいたいですね。
当社では、差別や違法行為につながる可能性のある探偵調査業務は、全てお断りしています。