昨日、第164回芥川賞と直木賞が発表されました。受賞された宇佐見さん西條さんおめでとうございます。コロナ禍、とても明るいニュースでした。そして、お二人の受賞コメントが人柄が出ていてとても印象的でした。これからも素晴らしい小説をお書きになるものと思います。私もさっそくネットで「推し、燃ゆ」と「心淋し川」を注文しました。届くのがとても楽しみです。小説の中には、テレビドラマになるものが多いですね。最近では長岡弘樹「教場」のような警察小説や「白い巨塔」などの病院医療小説そして「探偵はBarにいる」などの探偵推理小説なども多くあります。それぞれの著者は、専門性を高めるために実際のプロ並のものすごい研究をするらしいです。読者に臨場感が伝わるはずですね。私もそんなジャンルの小説が大好きで他は読んでいませんでした。ところが数年前、先輩から年を重ねてくれば(老人に近づけば?)私小説も面白くなるよ。と勧められたのが川崎長太郎の随筆本です。作者の生き様が、飾らずとても人間臭く書かれています。緊急事態宣言下、巣ごもりの中でいろんなジャンルの読書を楽しみたいものですね。