警察庁の統計では、令和4年度(2022年)全国の行方不明者数は二年連続で増加し、84,910人(前年比+5,692人)となっています。男女別では、男性が54,259人(構成比63.9%)、女性が30,651人(構成比36.1%)と、男性の割合の方が高い傾向が続いています。
年齢層別では、20歳代の行方不明者数が最も多く、10歳代及び20歳代で行方不明者全体のおよそ4割を占めています。
原因・動機別では、疾病関係が24,719人(構成比29.1%)と最も多く、このうち認知症又はその疑いによるものは18,709人(構成比22.0%)。
疾病関係に次いで、家庭関係の12,899人(構成比15.2%)、事業・職業関係の9,615人(構成比11.3%)の順になっています。
そして、令和4年度中に所在確認(発見)が出来たのが67,415人。所在確認までの期間は、警察への届出受理当日から7日以内が最も多く57,518人だそうです。
家出人調査は、初期の対応がとても大切です。
- 夫がある日、いつもの様に家を出たまま姿を消してしまった。会社にも出社していない。
- ある日突然、妻が子供とどこかへ行ってしまった。
- 夏休みに子供が友達の家に泊まると言い家を出たまま帰らない。
- 子供を叱ったら出て行ってしまった。
- 兄弟が借金苦で姿をくらました。
この様な例はほんの一部ですが、祖父母、父親、母親、夫、妻、子供、誰が家出したとしても残された家族は幸せにはなれません。家族全員がいつもの様にそろっている事は、それだけでも何事にも変えられないものなのです。
家出人調査は自分の意志で逃げている人を探すのですから、当然、対象者は警戒している場合が多く、また時間が経てば経つ程、調査が難しくなります。一日も早く、警察署に捜索願を出した後、当社にご相談下さい。
また、発見後、本人を連れ戻す事が出来ても喜んでばかりではいられません。
それは、根本的な原因の解決がなされていないからです。家出中に原因がハッキリと究明されていれば良いのですが、殆どの場合本人に聞かなければ判りません。しかし、本人は真相を話そうとはしません。原因が外的な事であれば早期に解決出来ても、内的な要因ですと複雑で相当の時間が掛かります。よって、その原因が解決されなければ一時的に落ち着いたとしても再発してしまう可能性が非常に高いのです。
家出の原因は一番が疾病関係、次に家庭環境(金銭・異性関係)、職場・学校での人間関係となっています。連れ戻すだけでなく、家族全員で何度も話し合うことで再発しない環境を作り出してください。「精神的に疲れているだろうからそっとしてあげよう。」などと余り気遣い(甘やかし)をし過ぎても失敗する様です。家出人を探し出すのは我々の役目ですが、原因を取り除くのはやはり家族の絆だと思います。
調査の用途
家出人・失踪者の行方調査。
春休み中、年度末は、学生さんや社会人の家出が多い季節です。
特に最近では、痴呆症による高齢者の行方調査のご依頼が多くあります。迅速な調査が必要です。
南国沖縄への逃避者は、年々増加しています。沖縄本島から離島まで数多くの発見実績があります。
調査の内容
知人友人への聞き込み、交通機関や宿泊施設などでの聞き込み、旅行歴などに基づく足取り調査。必要に応じてチラシの作成と配布。その他全力で取り組みます。
調査の費用
家出の時期や情報量により20万円~
- 案件により詳しくお見積もり致します。
- 沖縄県内での緊急事案においては、沖縄県探偵調査業協会の全会員による人海戦術が可能です。一刻を争う緊急時には、きっとお役に立ちます。